エラまくれは何故起こるかというのが、本当に判明した!
今までの観察の中では「酸素が足りなくなった時に出る」
という結論が出た。ただこの一つの原因に尽きると思っている。
酸素が足りなくなる要因にはいくつかあって
1.魚が多すぎる。
2.水をかえてなくて汚すぎる。(溶存酸素不足)
3.夏だ(水温が高くなり溶存酸素が減る為)
思いつくにはそんな所だけど要するに溶存酸素が少ない時に魚が
呼吸をパカパカしてエラがまくれる。これは元気で良く餌も食べ
活発に動きまくる魚ほどなりやすいので、期待の1匹がエラまくれに
なる場合も多い。
溶存酸素について説明すると
水が美しい時には多くの酸素を含むキャパがあるが、汚れて来ると
酸素が溶け込むことが出来にくい水に変化する。
それで飼育を続けるとテキメン鰓まくれが来る。
大事に飼育しているから水かえも頻繁にしているよという飼育者も
魚を数入れすぎている為に1匹ずつに酸素が足りず発生する事もある
という事を念頭において飼育数は決めるのが最良。
ついでに書くと『だったら青水ではOKか』と思って飼育するも
何日も水かえなく過ごすと一番餌食いが良い魚が夜にまくれになる。
飼育数と水かえの頻度を気をつけていれば防げるという結論に達した。
以上〜報告、本当に終わり〜
発症後の処置 〜番外編〜
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鰓蓋が変形してくる前段階として、鰓蓋が開いた時のみカールする頃
薄皮のみを手術によって除去すると鰓蓋までの変形が防止できる。
それには小型のはさみを使い余り力を入れずに鰓蓋の縁に沿って
薄皮だけを切り落として行くと良い。
この作業時に注意することは、バタバタする前のヒレを一緒に切除
してしまわないように気をつけること。
胸びれは魚にとっては手のような物で暴れると必ず前に後ろに動かす
ので、水中でなければ角度によっては見えない場合があり体側にピタッと
くっついてしまえば間違って切ってしまうこともあるようだ。
第二の注意点は、胸びれから下あごにかけても薄皮を見落とさないこと。
胸びれの所は特に薄皮が外にカールしてしまった後も伸び続けているので
そこに接触しているか、あるいはヒレの付け根にかぶっている程伸びている。
だからそれを放置して鰓蓋の一番開く所だけ切ってもまた曲がって伸びて
きてしまうので折角手術しても再発してしまったということになってしまう。
この部分は見落としが無いように注意してください。
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「よくあるエラ病」について
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エラ病を私流に分けると、「よくあるエラ病」と「真のエラ病」の2つに
分けることができます。
「真のエラ病」は寄生虫性です。
「よくあるエラ病」は細菌性エラ病です。
これは「エラまくれ病」掲載写真のエラ部分のみの拡大写真。
えらは例えると日よけ(ブラインド)を閉めた状態を横に
したようになっています。これを鰓薄板といいます。
写真が鮮明でないので黒い線を引いておきました。
上記エラまくれ[画像2]も鰓薄板の境目が白いので
わかりやすいかも。
鰓病が進行するとこの鰓薄板が粘液の分泌により厚くなってきて
互いに癒着してしまい、空気を取り込めなくなり死んでしまいます。
(ブラインドの板の一枚一枚がくっついてしまった状態です。)
細菌性エラ病は水温が15℃から25℃の範囲でおこります。
ただし25℃から上になった時期でも発病初期が25℃辺りの
場合は細菌が耐性を持ち28℃ぐらいまでなら死滅しないので
夏の時期には30℃〜32℃のヒーター設定で殺菌が必要です。
発病した時より最終的に5℃高くなるように設定すると殺菌される。
ただし上限は32までが無難。死ぬよりマシと考える場合は33や34℃も
考えられるが高温になると鰓まくれなどの危険も出るので気を付けること。
これは他の細菌性の病気の項でも述べていますが、30℃の
設定で夜間も必ず実測値が28℃を下回らないようにする
のがポイントで水槽のどの部分ででもそれを下回っている
場所や時間帯があればそこで生き延びるので治療や加温を
しているのになかなか病気が回復しないという結果をまねきます。
それから寒い時期に細菌性の病気にかかった水槽では
冬眠明けは要観察です。
暖かくなって15℃に突入する頃、細菌が活発になり
繁殖する場合もありますので、水槽のコンディションを
確実に整えた自信がない場合は注意が必要です。
また確実に殺菌した場合でも元の細菌がはびこる原因となった
ものを取り除かない限りまた再現はあり得ますのでどうして
細菌が出来たか、よく考えて環境の改善もまた時には。
原因:飼育過密 左記原因から水が濁り、
給餌過多 溶存酸素の低下、アンモニア増加
特徴:感染魚はまず餌を食べなくなる。群れを離れて
水面近くをふらふら泳ぐ。進行すると粘液が多く出て
エラ蓋が閉まらなくなる。エラはうっ血、腫脹する。
最後は呼吸ができなくなって死ぬ。
治療は塩水浴を濃度により短時間か数日間おこなう、または
細菌性の病気の項で書いてある通り抗生剤で薬浴させる。
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エラの被害 〜冬眠明け〜
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追加で2005年に起きた緑えら病を載せておく。(エラが緑になる所から私が命名)
写真は両方ともとても重いサイズなので見る時はその環境の場合のみ見てほしい。
写真1はエラ一枚を切除した時に裏にたまっていた物質を撮影したもの。
写真2はエラの裏に詰まっていたジェル(写真1)の中身の超拡大写真が見れる。
写真1のような物が詰まって血液の流れを阻害し窒息にいたった。
血液が流れなくなった部分は赤みが失せ真っ白やピンク色になった。
阻害されなかった部分も藻類で細部まで埋め尽くされて緑色になった。
緑色になったエラの写真は金魚の目なども写っているので載せられない。夢を見そうな写真だ。
・1枚目 ・2枚目
冬眠明けの水かえを失敗し、微少の藻類をエラにびっしりつまらせてしまった。
ろ過器なら洗えば取れるがエラの中にいったん詰まればもう取れない。
いわゆるゴミなので消毒でも薬浴でも除去出来ない。
とても神経質になることはないけれども、超〜汚い水の中に金魚をひたして
おかないように、春先の最初の水かえだけは、飼育水の上水の澄んだ部分を
静かに別容器に金魚と共に取ってから容器を洗うことをオススメする。
時期を間違えると冬の間に腐ったものやカビたものなどがたまっているので
細菌もすぐに繁殖しやすい状態になっている。
そのままエサを与えたりすると取り返しのつかないことになる点は把握しておくと良い。
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塩素の中和とエラの被害 〜事故〜
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水換えの時、ハイポを入れろとか塩素中和剤を入れろ、
カルキ抜きを入れろと書いてあるのを良く目にします。
面倒だし元気に泳いでいるからイイッカなんて思ってると
知らない所で金魚のエラ組織が死んでいます。
塩素に漬かっている時間に比例してエラは死んでいくので
ほんの短時間ならと直接の水道水を入れてからカルキ抜きを
入れたりしている飼育者は長年の積み重ねで知らずのうちに
金魚の寿命を縮めていることになります。
組織はたくさんあってそれがエラを構成しているのですから
一部分死んでも金魚の命にはさしあたり別状ありません。
でもその死んだ部分はもう治らないです。
人間で言うと肺胞のようなものです。肺に汚い空気を吸い
肺胞がつぶれるともう治らないですよね、それでも
肺胞はたくさんあるので人間はすぐに息が出来なくなって死ぬ
なんて事はありません。金魚のエラもちょうど同じ、
それを頭に入れておいてほしいと思います。
私は浄水を利用しています。ある日子供と外で水換え。
ホースで水をいつものように入れ、その後、たまたま
塩素チェックの薬剤を使ってみた。これは本当にたまたまでした。
無色のはずの検査薬が変色したのです。
頭が一瞬白くなり、そこで目に入ったのは小さいレバー。
少し動いていて原水が混入していたのを知り中和剤を入れた。
それからは事故を防ぐためにレバーを針金で固定。
一時間かもしくは二時間の塩素さらしだったが
それだけでもエラのダメージはドキッとさせられる状態。[画像2]
組織が死んで白くなった表面はそれから一年経っても全く変化なし。
エラまくれ軍団なので通常見えない部分も露出している。
普通はエラ蓋が無い金魚なんて無いので見えないことで
イコール元気だろうと誤解している。あなたの金魚は!?
余談ですがタバコ吸ってる人も良く考えて増税のおりに
禁煙はどうですか?中和剤ハイポではなくてパイポとかで.
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