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水換え 

水をかえる時は冷たい水いきなりはダメです。水槽と同じ温度にしてから入れてください。
真夏で水温が高い時はコップに一杯ぐらいの水なら入れても良いと思います。
大量に冷たい水を入れるとその時は涼しくて良いかもしれませんが、
クーラー病と同じことと考えています。

     ※新しい水にするのは特別な時でも全体の半分以下にしましょう。
     捨てる水は水槽の底から抜きます。
     底の方に糞など汚い水がたまっているからです。
     金魚用に底の水を吸い上げるポンプが売っています。

  普段の水換えの量は部分換水といって全体の1/3をかえるようにします。
  特に高水温期には出来るだけこまめに換えること。

  目安としてはだいたい水温が25度の時は、環境にもよりますが1週間に1回、
  フィルターの掃除は1ヶ月に1回はしてください。(ただし粗めのゴミ・糞は数回取り除く)
  出来なければ2週間に1回は水換えをして早めにフィルターを掃除。
  こうしていないと水質が悪化して金魚が病気になるか突然死にます。

  ちなみに水換えとフィルターの掃除は別の日にします。
  でないとバクテリアの数が激減しますので良くないです。


上記はあくまで目安で環境によって水の汚れは違います。
それに金魚が成長してきて水量不足気味になるとすぐ汚れます。

水換えが1週間もたないなど、手間がかかりだしたら
数を減らしたり、容器を大きくする時期です。
その変化を読みとっていないと病気が出やすい水槽になってしまいます。

水量

   各水槽の水量はこの図から参考にしてください。

   病気になった時の薬の投入量はきっちり計る必要がありますので
   自分の水槽の水が何リットルかも把握しておきましょう。

水槽の水が実際に何リットル入っているかは横幅と奥行きをメジャーで測ります。
その数字をかけ算します。例えば横幅が60センチで奥行きが30センチだったら
1800ですね。それから水面までの高さを測る。水槽の高さは36センチでも
実際の水は31センチの高さまで入っていたら1800に31センチをかけるので
55800ml(cc)なので55.8リットルですね。左の表の56リットルとだいたい
同じでしょ。暇な時に水槽を測っておくと慌てないですね。

   例えば0.5%の食塩浴なら45センチの35リットルの水槽で
   0.005×35000  塩175gとなります。


水質

 飼育の結果、水質の悪化でエラがやわらかくひらひらになる事が判明しました。
               【別記:エラまくれ病】

 バクテリアによって水が澄んで美しくても水を換えなければ、水が酸性になります。
 強い酸性になった時にエラまくれ病になりましたが、私の金魚は卵から強い個体の
 よりすぐりなのでこれだけですみましたが、普通は全滅するでしょう。
 逆に普通ならここまで水質が悪化しなくても発病すると考えています。
 

 水質は見た目にはわからないので目安として日頃のpH(ペーハー)を
 把握しておきましょう。

 水のpHについて読んだのですが、それにはこう書いてありました。
 〜大気の汚染物質を含まない水道水は中性といわれているのでpHは7と考えがちですが
 実際には水道水はpH5.6程度の軽い酸性〜だそうです。二酸化炭素が水にとけ込むと
 炭酸になり、炭酸は酸なので水のpHは弱い酸性になると書いてありました。

 魚、水草、微生物に良いとされるペーハーは、6.5〜8.5だそうです
 飼育水は中性に合わせてもほうって置くと酸性になります。
 私の場合、三分の一ほど置き水を足すとまた中性になりますので
 今はいいですが、将来、自然破壊が進めば酸性になるらしいので
 どうやって飼育水を作ればいいのでしょうね?
 なんて言ってるけど、これ以上自然を壊すと人間も危ないのですよ。

-1-は以下の文献の記述

「新版 魚類生理学概論」
田村保編集 恒星社厚生閣

-1-殆どの魚の場合、アミノ酸代謝によって発生するアンモニアの80%ちかくが鰓を通して排泄される-1-
 血中のアンモニア濃度が上がると脳に損傷を与える。

 鰓(エラ)の果たす役割は魚の生存にとってとても大きなものです。
 飼育水の水質を管理し、鰓を保護してやらなくてはなりません。


温度   金魚の適温15〜28℃

 [夏]  30度を超える温度になれば対策を講じて下さい。
   全部ふさいでしまってはダメですが、陰になるものでおおいをしましょう。
   ※この時、風通しをあなどらない様にしてください。
    ちなみに扇風機だけでも水温は4度下がります。(逆サーモはお勧めグッズ2を参照してください)

 水を循環させる時に水面より高くして水を水中に落とすようにすると温度が
 下がりますが、同時に水も蒸発して減りますので特に上部フィルタを使用している
 場合は水量に注意してください。真夏なら一気に数センチ1日で減ります。

 [冬] まず氷がはる時期以外はあまり気にしないでOKです。
 ただ、病気にかかれば水温を上げる必要がありますので
 ヒーターは必需品のひとつです。

 熱帯魚のために作られたヒーターばかりが売られていますので、
 金魚にはちょっと設定温度が高すぎると思いますが
 売っていないものは仕方がないので氷の張る時期に入ったら
 できるだけ一番あたたかい日中にヒーターをセットします。
 その方が水温の変化が大きくないからです。

 5℃より一日の最低水温が下がるようになればセットを考えましょう。
 一番最低の温度設定でセットしたいものです。
 (本当は5℃から10℃の範囲が良いがそんなヒーターは売ってない)
 ヒーターによっては一番低温と一番高温の所は温度が狂いやすいという
 話ですから水温計を併用して時々水温を確かめてください。

 万一、ヒーターが無くて容器に氷が張ってしまった場合でも
 金魚は死んでいませんので間違って埋めてしまったりしないようにしてください。
 たいていは上の方だけ氷が張っているのでその時は冬眠状態にありますが
 周囲に凍っていない水があれば生きているので上部の氷は取り除きましょう。

 その後できるかぎりの防寒対策をしてください。設置場所がコンクリートなら
 容器の下に新聞紙や段ボールがあるだけでもずいぶん違います。

 水温を急激に変化させるのは絶対ダメです。
 だから凍ったからとあわててお湯を入れたりしないこと。
 ちなみにヒーターはゆっくりゆっくり温度が上がるように出来てます。
 ヒーターを買う時に裏面のワット数を水槽水量にあった物を選ぶと良いです。
 記録を取った訳ではありませんが個人的には2時間で1℃ずつを加温の目安にすると良いかも。
 下げる場合は3時間以上かけて1℃下げるペースより早いと危険です。
 それより急な温度変化だと金魚も適応しにくく、特に下がる方には浮き袋を
 こわす魚も出たり、体調を壊します。

-1- 魚と温度の関係は我々の想像以上である。何故なら、
魚は変温動物だからである。
魚は皮膚の神経で温度を感じると言われている訳だが、
多くのものは0.05℃くらいの微妙な変化を感受出来る。-1-

-1- なぜ変温動物だと温度の影響を受けやすいのかは、
生体中の酵素反応の速度が温度に強く左右されるからである。
変温動物の体温は環境の温度とほぼ等しくなるので温度の上昇によって
生体反応の速度が早くなり、温度上昇による生理的な影響が強く現れる。-1-

 この温度が上がれば活動的になるというのは、生存可能な適温の範囲での温度上昇での話です。
 適温の範囲を超えても、ある程度は範囲外の温度にも徐々に慣らすことをすれば
 適応可能ですが(42度でピンピン元気!)、温度の急変は致命的(34度で死亡した)。
 5度以上の温度の急変は必ず死にます。

上記の例の金魚は私が卵から育てた選りすぐりの稚魚から
大きくなったものです。なので四十二℃でも大丈夫なのかと
絶対に真似をしないでください。死ぬと思います。
お風呂の温度に近いですから。32℃から危険水温です。
体の大きさ・数 
        
温度による酸素量・呼吸数
水温溶存酸素/L呼吸/3sec
0℃10.24cc1
2℃9.71cc 
5℃8.97cc 
10℃7.97cc 
15℃7.15cc2.5
20℃6.50cc6
25℃5.96cc6
30℃5.41cc6

この呼吸数は体長が4〜5センチの金魚のです。

この酸素量は、水草を入れていない、エアもかけていない場合です。
それに容器によって水面の広さが違うのできっちりこの通りではありません。

標準的な45センチ水槽では目安として2センチの金魚なら11匹まで。
3センチなら9匹まで。4センチなら6匹まで。5センチなら2匹まで。
6センチになると1匹を目安にして飼育してください。

金魚は速く泳ぐと体が大きくなります。(泳ぐ=多くの餌が摂れる)
大きな容器ほど金魚が成長します。

飼っているなら大きくなってもらいたいのも飼い主の気持ちでしょう。
水槽につめつめにしないでくださいね。

つめつめに飼うと酸素も足りなくなります。
水の汚れも早くなって水換えを頻繁にしなくてはならなくなります
すると飼い主も金魚も困るので健康な金魚を育てる上でも
水槽の大きさと飼育数には気をつけましょう。

この表からもわかるように夏は冬に比べて倍以上の活動量があります。
だから上にも書いたように夏は水かえも頻繁にする必要があるのです。
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